日本の飲食店では最近まで、キャッシャー(レジ)でのお支払という形がほとんどでしたが、欧米のレストランのようにテーブルで精算をするところが増えてきました。訪日客はどこで払うのか迷う方も多いと思いますので、「テーブルでお支払ください」という表示をしておくのも親切です。英語の表記としては、日本のお店では「Please pay at the table」というサインをみかけますが、欧米圏ではこの表現はあまり利用されていません。特定のウェイターにチップを払う習慣も関係してか「Please pay your server」(ウェイターにお支払ください)というのが、一番近いようです。一方注意喚起としては「Please pay at cashier」(キャッシャーでお支払ください)というサインはよく見かけます。
「テーブルでお支払ください」を英訳するのは非常に簡単ですが、習慣や価値観が違うと、最適な表現方法を選ぶのは意外と難しいということがわかりました。これに限らずいろいろな場面で直訳が有効でないというのは、こういった文化的背景を考慮しないといけないからなんですね。
支払場所がわからなくて困るお客様が多い場合には、口頭で「You can pay here at the table」(こちらで発音確認できます)、サインや表示の場合は、Please pay your server at the table などの表現が良いかと思います。